事態の急展開を受け、十日町市内全域には防災行政無線を通じた緊急アナウンスが響き渡った。対象者の特徴や服装、失踪時の状況が定期的に放送され、住民に対して自宅周辺や敷地内の納屋、倉庫などの確認を促している。音声放送だけでなく、地域の防災メールや公式SNSアカウントでも同時に情報が拡散された。
同時に、地元の地理を熟知した消防団が大規模に出動。各分団が分担エリアを緻密に割り当て、徒歩や広報車を使って徹底的な巡回を開始した。特に山林が広がる境界付近や暗がりとなる道幅の狭い路地など、警察車両が入り込みにくい場所の捜索において、消防団の機動力と地域知が大きな役割を果たしている。