なぜ惹かれる?スマホで今すぐ「エモい写真」が撮れる裏ワザを徹底解説

なぜ惹かれる?スマホで今すぐ「エモい写真」が撮れる裏ワザを徹底解説

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露出を制御した後は、切り取る世界観の構築だ。プロが実践するエモい写真のポーズと構図には、教科書通りのルールをあえて崩す緻密な計算が隠されている。

日の丸構図や均等な三分割法に縛られる必要はない。むしろ、被写体を画面の端に寄せ、空や路地、壁などの「無駄とも思える余白」を画面の6割以上確保する構図が、見る者に強い物語性を想起させる。人物を被写体にする場合、カメラ目線でポーズを作らせるのは逆効果になりやすい。被写体のエモい撮り方としては、背景との調和を意識しつつ、靴紐を結び直す瞬間、振り返りざまの視線、風で乱れた髪を直す仕草など、日常の無意識な動作を切り取るのが鉄則だ。

そして、夜間のストリートで圧倒的な威力を発揮するのが夜のフラッシュ撮影だ。夜景モードをオフにし、あえて至近距離(被写体から1〜1.5メートル)から直射フラッシュを焚く。これにより、背景が暗闇へと沈み込み、被写体だけが粗削りなコントラストで浮かび上がる。90年代のファッション誌やドキュメンタリー写真を彷彿とさせる、ざらついたフィルムカメラ風のレトロ写真が、スマホのワンタップで完成する。

山田 真由
著者

山田 真由

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