ネット上の掲示板や検索窓では、「役所広司と松坂桃李はプライベートでも頻繁に飲みに行くのか」「事務所主導のビジネス師弟関係ではないのか」といった憶測が散見されます。しかし、映画現場の関係者や数々のインタビュー取材から浮かび上がる真相は、そうした安易な想像とは一線を画しています。
取材関係者の証言によると、二人はプライベートで過度に連絡を取り合ったり、頻繁に酒席を共にしたりするような「ベタベタした関係」ではありません。むしろ、現場を一歩離れれば互いのプライベートに過干渉せず、適度な距離感を厳格に保っています。松坂桃李自身、バラエティ番組やトークショーで「役所さんは神様のような存在であり、安易にプライベートで近寄れるような方ではない」と常に深い敬意を口にしています。
一方の役所広司も、映画『雪の花 -ともに在りて-』の完成披露会見において松坂について問われた際、「この役(笠原良策)は彼しか思い浮かばない。本当に誠実で、役に対して真っ直ぐ向き合う素晴らしい俳優」と公の場で語りました。過剰なお世辞を口にしないことで知られる役所がこれほどストレートに後輩を認めること自体、現場での確かな手応えがあってこそです。
私生活での馴れ合いを排し、表現の場においてのみ互いの命を削り合う——これこそが、ネット上の俗説を覆す二人の「本物のプロフェッショナルな関係性」です。