以前は大型店舗の出入口付近や電池売り場の通路に、黄色い回収箱が常設されていました。しかし現在、店舗内を探してもリサイクルボックス設置場所が見当たらないケースが急増しています。フロアマップを見ても表記が消えており、処分に訪れた消費者が「回収をやめてしまったのではないか」と誤認する事態が起きています。
現在、多くの店舗では店頭の無人回収ボックスを全廃し、ビックカメラサービスサポートカウンターまたは総合案内カウンター、レジ窓口での対面引き取りへ移行しました。店頭スタッフに尋ねると「持ち込まれた電池の種類や状態を目視で確認した上で、安全に保管するため」と説明されます。
この運用変更には2つの明確な理由が存在します。1つは、加熱式たばこやJBRC非対象の電子機器、膨張品など、火災リスクの高い危険物が無分別に投入される事故を防ぐためです。もう1つは、回収箱からの盗難や分解による発火トラブルを防止する目的があります。結果として、利用者はスタッフと対面し、電極の絶縁状態や本体の変形がないかを確認された上で手渡す運用が標準化されました。