Q1:自閉症の赤ちゃんは顔つきで早期発見できますか?
A1:顔の形や目鼻立ちで発見することは不可能です。早期発見の目安となるのは顔貌ではなく、「呼名反応の乏しさ(名前を呼んでも振り向かない)」「社会的微笑の遅れ(あやしても笑い返さない)」「共同注意の弱さ(親が指差した方向を見ない)」といった行動的コミュニケーションの反応性です。生後1歳半健診などで総合的に発達の推移を確認していきます。
Q2:発達障害(ASDやADHD)の人はなぜ若く見える(童顔な)人が多いのですか?
A2:社会的緊張からくる不要な表情筋の酷使(愛想笑いや顔をしかめる動作)が少なく、表情ジワが刻まれにくいことが物理的な要因として挙げられます。また、ファッションや社会規範に対する独自のこだわり、あるいは無頓着さが既存の「実年齢相応の枠組み」に縛られない雰囲気を生み、結果として若々しい印象を与えていると考えられます。
Q3:自閉症の人の視線が合わない時、無理に目を合わせるよう促すべきですか?
A3:絶対に無理強いしてはいけません。ASD当事者にとって他者の目を見続けることは、激しい恐怖や脳のフリーズ(情報過多)を引き起こす要因となります。視線を合わさず別の場所を見ていても、耳から言葉をしっかり理解できているケースが多いため、目線の一致をコミュニケーションの必須条件にしない配慮が望まれます。