中九州横断道路の延伸が進み、阿蘇エリアと大分市内を結ぶ交通量は2026年に入り一段と増している。その幹線道路の要所に鎮座するのがこの場所だ。標高約300メートルから400メートルに位置する菅生(すごう)台地は、火山灰土壌と清らかな湧水に恵まれた九州屈指の農業地帯として知られる。
かつてはドライバーがコーヒーを飲んで一息つくための立ち寄り場所だった。しかし今は違う。SNSでの口コミ拡散や動画コンテンツのヒットも手伝い、福岡や宮崎、さらにはレンタカーを駆る訪日観光客までが押し寄せる。雄大な山並みを視界に収めながら過ごす時間は、日常の慌ただしさを一瞬で忘れさせてくれる。