岡田将生という存在を一気に全国区へと押し上げたのが、2007年放送のフジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』です。小栗旬や生田斗真、水嶋ヒロら当時のトップ若手俳優が勢揃いする中、陸上部員・関目京悟役として出演。当時17〜18歳だった岡田の透き通るような白い肌とピュアな瞳、どこか儚げな美少年ビジュアルは、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
同時期に公開された映画『天然コケッコー』(2007年/山下敦弘監督)では、東京から田舎の中学校に転校してくる美少年・大沢広海役を好演。主演の夏帆との瑞々しいやり取りや、制服姿の圧倒的な透明感は映画関係者や批評家から絶賛を浴び、映画界における彼の評価を決定づけました。
その後、2009年には主演・主要キャストを務めた映画が立て続けに公開され、日本映画界の記録を塗り替える快挙を達成します。
- 『ホノカアボーイ』:ハワイの小さな町で暮らす心優しい青年レオ役を演じ、ナチュラルな素朴さと少年性を体現。
- 『僕の初恋をキミに捧ぐ』:井上真央と共演した純愛映画。興行収入21.5億円を超える大ヒットを記録し、重い心臓病を抱えながら恋に生きる高校生・垣野内逞役で観客の涙を誘った。
- 『重力ピエロ』:伊坂幸太郎原作の話題作で、心に深い傷と影を背負う弟・春役を熱演。
これらの作品における卓越した表現力が認められ、岡田は2009年度の第33回日本アカデミー賞新人俳優賞、第52回ブルーリボン賞新人賞、第34回報知映画賞新人賞など、国内主要映画賞の新人賞を総なめ(計7冠)にする歴史的快挙を成し遂げました。