Q1:『旧支配者のキャロル』は音楽配信サービスなどで聴くことができますか?
A1:はい。原曲であるH.P. Lovecraft Historical Societyのアルバム『A Very Scary Solstice』は、海外の各種音楽サブスクリプションサービスやBandcamp、輸入CD等で試聴・購入が可能です。また、水月やまと氏による日本語バージョンなどの派生作品は、YouTubeやニコニコ動画の公式チャンネルで公開されています。
Q2:歌詞の最後に出てくる呪文のような言葉は何ですか?
A2:クトゥルフ神話における架空の言語「ルルイエ語」の祈祷文です。「Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn」は、「死せるクトゥルフ、ルルイエの館にて、夢見ながら待ちいたる」を意味し、海底に封印された邪神が再び目覚める日を讃える信徒たちの合言葉です。
Q3:原曲の『キャロル・オブ・ザ・ベル』はクリスマス以外の曲だったのですか?
A3:元々はウクライナの民謡「シチェドリック」であり、4月の新春(ツバメが飛来して豊作を告げる春の始まり)を祝う歌でした。1930年代にアメリカのピーター・J・ウィルホウスキーが英語の歌詞をつけ、教会の鐘をテーマにしたクリスマスキャロルとして世界的に大ヒットしたという歴史的経緯があります。
Q4:水月やまと氏の歌詞と本家英語歌詞の内容はまったく同じですか?
A4:大筋のコズミック・ホラー的世界観やテーマは共通していますが、完全な直訳ではありません。水月やまと氏の歌詞は日本語の音数(七五調のメトリクス)に合わせた独自の詩的翻案が施されており、「痴れ者が統べる地」「戦々兢々たる凶」など、ラヴクラフトの原典小説を連想させる極めて格調高い漢語表現が散りばめられています。