久利生公平の歩みは、全国の地方検察庁を巡る旅そのものでした。東京地検城西支部刑事部に着任した第1期のラストで石垣支部へ異動を命じられて以降、彼の足取りは日本列島を縦断しています。
2006年の特別編では山口地検虹ヶ浦支部、2007年の映画第1作では東京地検城西支部に一時復帰。その後、富山地検、宮崎地検、京都地検、那覇地検などを経て、2014年の連続ドラマ第2期で再び城西支部へと舞い戻りました。映画第2作(2015年)以降も、法務・検察の出世レールである本庁幹部への道を選ぶことなく、一貫して地方の「三席検事(現場の捜査実務を担う中核)」や地方支部長のポストに留まり続けています。
検察官の給与は「裁判官及び検察官の俸給等に関する法律」によって厳格に規定されています。久利生公平のキャリアステージにおける待遇と実態を、一般的な検察官の昇進ルートと比較して整理しました。
久利生は任官から20年以上の歳月を経ているため、検察官の等級としてはトップクラスの「検事1号または2号」に到達している計算になります。役職による管理職ポスト手当はついていないものの、現場の職人検事として安定した高収入を得ており、地方の官舎暮らしと通販生活を十分に支えられる経済的裏付けが存在します。