学期末テストや業者の単元テスト(カラーテスト)において、「アップとルーズで伝える」は児童の得点差が開きやすい単元の一つです。出題者が狙いを定めるテスト問題の頻出パターンと、誤答を防ぐ攻略法を公開します。
① 接続詞の空欄補充問題
段落の変わり目に置かれた接続語を問う設問は必ず出題されます。特に第3段落冒頭の「しかし」や、第7段落・第8段落の「このように」「そのため」の選択です。前後の段落が「順接」なのか「逆接(前段落の長所から一転して短所へ入る合図)」なのか、文脈の転換サインに線を引く習慣が決め手となります。
② 「対比の表」の穴埋め抜き出し
本文中の言葉を使って長所・短所の空欄を埋めさせる問題です。「アップの長所=(表情やボールの動きなど、細かい様子)がよく分かる」「ルーズの短所=(選手一人一人の表情や、細かいボールの動き)などは分かりにくい」など、指定文字数や語尾の形(「〜こと」「〜様子」)に適合する部分を本文中から正確に抜き出す練習が必須です。
③ 問いと答えの対応関係を問う記述
「第1段落の問いかけに対する筆者の最終的な答えを書きなさい」という問題です。ここで「アップとルーズを組み合わせること」だけで止まると減点対象になります。「何を伝えたいのかという目的に応じて、アップとルーズを使い分けたり組み合わせたりすること」と、目的意識のフレーズを欠かさず盛り込むことが完答の条件です。
④ 語句の意味と漢字の書き取り
「全体」「位置」「広がり」「特徴」といった4年生配当漢字の書き取りや、「使い分ける」の文脈的意味の選択が出題されます。記述問題で誤字があると部分点を落とすため、日常の漢字ドリルと連動させた確認を怠ってはなりません。