口呼吸がもたらす影響は、体内環境だけにとどまりません。長期間にわたって口呼吸を続けていると、顔周りの筋肉や骨格の発達バランスが崩れ、特有の顔つきへと変化していくリスクが指摘されています。これが医学的にも知られるアデノイド顔貌です。
具体的には、以下のような特徴が現れやすくなります。
- 下顎が後退し、首との境目が曖昧になる(二重あごに見えやすい)
- 口元が前方に突出する(いわゆる口ゴボの傾向)
- 上唇がめくれ上がり、鼻の下が長く伸びた印象になる
- 表情筋が緩み、顔全体に締まりがなくなる
骨格の成長過程にある成長期の子どもはもちろんのこと、成人であっても口周りの筋肉の衰えによって輪郭のたるみや口元の歪みが進行するケースは少なくありません。フェイスラインの美しさを保つ観点からも、鼻呼吸の維持は極めて重要です。