モロー反射と見分けがつきにくく、親が最も注意すべき疾患に「点頭てんかん(ウエスト症候群)」がある。生後3〜11ヶ月頃に発症しやすく、発見が遅れると発達に影響を及ぼすため、違いを正しく理解しておく必要がある。
最大の違いは「動きのパターン」と「発生するタイミング」だ。モロー反射は外部からの音や光の刺激に反応して1回だけパッと手を広げるのに対し、点頭てんかんは刺激に関係なく、寝起きや眠い時間帯に首を前にカクンと倒す動作を数秒〜十数秒おきにシリーズ(群発)で繰り返す。
もし動画のように規則正しく何度もビクつきを繰り返し、その後に機嫌が悪くなったり笑顔が減ったりするような変化が見られた場合は、早急に小児神経専門医の診察を受ける必要がある。判断に迷う場合は、スマートフォンでその瞬間の動画を撮影して医師に見せることが最も確実な診断材料となる。