2021年3月21日、多くのファンに見守られながら20年以上の歴史に幕を下ろしたタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店。当時の公式発表および業界関係者の証言によると、閉店の決定打となったのは「定期建物賃貸借契約の期間満了」でした。
しかし、単に契約満了を迎えたという形式的な理由だけではありません。当時のアミューズメント業界は、度重なる外出自粛要請やインバウンド需要の激減により、大規模なターミナル駅前店舗ほど固定費(高額なテナント賃料)の負担が重くのしかかっていました。業界団体の統計データを見ても、2020年から2021年にかけて全国の都市型ゲームセンターの撤退が相次いでおり、運営元のタイトーとしても採算性と将来予測を冷徹に判断した結果といえます。
ネット上では「赤字転落による突発的な撤退」といった憶測も飛び交いましたが、複数年にわたる契約更新のタイミングと市場環境の激変が重なったことが、タイトーステーション新宿 閉店理由の客観的な真実です。