近年、大学が最も力を注いできたのが、時代のニーズに合致させた学部再編と教育カリキュラムの抜本的改革だ。中でも根幹を成すのが「観光学」と「臨床心理学」の二大領域である。北海道という巨大な観光リソースを教材とし、観光・ホスピタリティ産業の未来を担うリーダーを育成するアプローチは、極めて合理的であり洗練されている。
その中核を担うのが、「地域創生インターンシッププログラム」だ。単なる1〜2週間の職業体験にとどまらず、学生が実際に地域課題の現場に入り込み、観光コンテンツの開発や集客イベントの企画運営までを主導する。現場で挫折し、汗をかきながら課題を解決する体験は、学生の目の色を変える。また、臨床心理学の分野においても、現代社会が抱えるメンタルヘルスの課題に対応できる専門職の養成が着実に進められており、学問としての深みと実践性が両立されている点が特徴だ。