Q1:「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」はどちらが格上ですか?
A1:漢文由来の四字熟語である「謹賀新年」のほうが格式高く、改まった印象を与えます。「あけましておめでとうございます」は和文の丁寧な敬語表現であり、失礼には当たりませんが、より重厚な敬意を示したいビジネス上の目上や取引先に対しては、四字賀詞(謹賀新年・恭賀新年)を用いるのが最も確実です。
Q2:自分から相手に送るのではなく、上司から「賀正」と書かれた年賀状が届いた場合の返信はどうすべきですか?
A2:目上の人が目下に対して「賀正」を使うこと自体は、マナー上完全に正しい行為です。ただし、あなたが返信を書く際に「賀正」とおうむ返しにしてはいけません。返信には必ず「謹賀新年」または「謹んで新春のお慶びを申し上げます」という四字賀詞・文章賀詞を用いて、目下としての礼を尽くすのが鉄則です。
Q3:喪中の相手、または自分が喪中の場合、「謹賀新年」は使えますか?
A3:一切使えません。「賀」の文字は慶事・祝い事を意味するため、喪中の期間に使用するのは厳禁です。喪中と知らずに年賀状をいただいた場合や、松の内が明けてから挨拶をする場合は、祝いの言葉を完全に排除した「寒中見舞い」として返信を出してください。