ガッテン流!ふくらはぎ刺激で血圧を下げる驚きの理由と実践ストレッチ

ガッテン流!ふくらはぎ刺激で血圧を下げる驚きの理由と実践ストレッチ

ガッテン流!ふくらはぎ刺激で血圧を下げる驚きの理由と実践ストレッチの全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

人間の血液の約70%は下半身に集まっています。重力に逆らってその血液を心臓へと送り返す役割を担っているのが、まさにふくらはぎです。医学界でふくらはぎが「第2の心臓」と呼ばれるのは、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで静脈を挟み込み、上部へと血液を搾り上げる「ポンプ作用(ミルキングアクション)」を有しているためです。

デスクワークや運動不足でふくらはぎの筋肉が硬直すると、下半身に血液や水分が滞留します。すると心臓は全身に酸素を届けるため、より強い圧力で血液を送り出さざるを得なくなり、結果として収縮期血圧(上の血圧)が上昇します。NHKのガッテン高血圧改善特集でも実証された通り、ふくらはぎを適切に刺激して静脈環流を促進させると、心臓の過剰な圧迫負荷が取れ、即座に血圧の安定へとつながります。

さらに重要なのが、降圧効果のメカニズムとして注目される血管拡張物質「一酸化窒素(NO)」の働きです。ふくらはぎの筋肉を伸ばしたり揉んだりして血流速度が高まると、血液と血管内皮細胞の間に摩擦(ずり応力)が生じます。この刺激を合図に内皮細胞からNOが放出され、硬くなった動脈壁がふわりと緩んで広がります。これが、ふくらはぎ刺激が「天然の降圧剤」と呼ばれる決定的な生体反応です。

森 瞳
著者

森 瞳

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