70代の適正血圧はいくら?専門医が明かす隠れたリスクと最新改善法

70代の適正血圧はいくら?専門医が明かす隠れたリスクと最新改善法

70代の適正血圧はいくら?専門医が明かす隠れたリスクと最新改善法とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

医療現場において、高齢者の血圧管理の考え方は大きな転換期を迎えています。日本高血圧学会が取りまとめた『高血圧治療ガイドライン2025』では、従来の画一的な年齢基準を見直し、個々の身体機能や併存疾患に応じた厳密な管理が推奨されるようになりました。

かつては「75歳以上であれば収縮期血圧140mmHg未満(家庭血圧135mmHg未満)」が一つの目安とされていました。しかし最新の診療ガイドラインでは、耐容性(降圧薬によるめまいやふらつきなどの副作用が出ないこと)が確認できれば、70代であっても収縮期血圧130mmHg未満(家庭血圧125mmHg未満)を目標値として積極的に目指す方針が強く打ち出されています。

なぜここまで厳格な降圧が求められるのでしょうか。その背景には、70代という年代が脳梗塞や心筋梗塞、腎不全といった心血管病の発症リスクが急増する分岐点にあたるという事情があります。「少し高めでも年相応」と楽観視する時代は終わりを告げました。

山田 真由
著者

山田 真由

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