サブ4に挑むランナーの多くが直面するのが、30km地点を境に脚が鉛のように重くなり、キロ7分台や歩行まで急減速する「30kmの壁」です。この失速の主な原因は、体内の筋グリコーゲン枯渇(エネルギー切れ)と筋持久力の限界、そして前半のオーバーペースという3点に集約されます。
人間の体内に蓄えられる糖質エネルギーは約2,000kcal程度であり、適切な補給なしでは30km前後で底をつきます。失速を防ぐためには、喉や空腹感を覚える前の段階から計画的にエナジージェルを摂取する補給食マネジメントが欠かせません。10km、20km、30kmといった定点、あるいは45分ごとのルーティン摂取を徹底することで、終盤のエネルギー切れを未然に回避できます。