改編期を迎えるたびにネット上で検索ボリュームが急上昇するのが、「水卜アナのZIP降板説」である。2021年春に『スッキリ』からスライドする形で総合司会に就任して以降、彼女は名実ともに日テレの朝の絶対的支柱となってきた。しかし、過去に体調不良による一時的な欠席が重なった際や、他番組の特番収録が立て込んだ時期には、「激務による限界説」や「フリー転身・寿退社に伴う降板」といった噂がSNSを中心に独り歩きしてきた。
だが、日本テレビ局内の編成方針や制作幹部の証言を総合すると、水卜麻美アナの降板は現時点で一切検討されていないというのが確固たる事実である。現在、民放各局の朝の情報番組は、フジテレビ『めざましテレビ』、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』、TBS『THE TIME,』が激しい視聴率争いを繰り広げている。その中で日テレがターゲットとするコア視聴率(13歳から49歳)において競り勝つための最大の武器が、水卜アナが持つ圧倒的な好感度とアナウンス技術にほかならない。
局内での昇進を経てエグゼクティブ・アナウンサーとしての重責も担う水卜アナに対し、制作側は出演コーナーの負担軽減やスタジオサポート体制の手厚い再構築を進めている。今回の曜日パーソナリティ交代も、水卜アナの負担を分散させ、番組全体の総合力を底上げするための環境整備という側面が強い。