ネット検索で居酒屋を探す際、多くの人が陥りがちな「3つの誤解」があります。
第1の誤解は「岡山駅ナカや直結ビル内の店だけで岡山の夜を満喫できる」という思い込みです。確かに駅ナカは利便性が抜群ですが、観光客価格に設定されているケースや、席間隔が狭い店舗も少なくありません。徒歩3〜8分ほど足を伸ばして「本町」や「西川緑道公園」周辺の路地裏に入ると、同等以上のクオリティの海鮮や地酒が2〜3割安く提供されているケースが多々あります。
第2の誤解は「飲み放題付きコースが常に最もお得」という点です。岡山の地酒(純米吟醸や特別純米など)は、一般的な標準飲み放題メニューには含まれず、追加料金の「プレミアム飲み放題」に設定されていることがほとんどです。本当に美味しい地酒と料理を適量楽しみたい場合、アラカルト注文で好きな銘柄をグラスで頼んだ方が、結果的に総額が安く満足度が高くなるケースも珍しくありません。
第3の誤解は「さわらは春だけの魚」という認識です。漢字で「鰆」と書くため春が旬と思われがちですが、地元岡山では「寒鰆(かんざわら)」と呼ばれる秋から冬にかけての脂が乗り切った時期こそ至高とする食通が多数派です。年間を通じて高い鮮度管理技術を持つ岡山の居酒屋では、季節ごとの味わいの変化を楽しむのが通の嗜みです。