欲望に満ちた青年団コード完全解説!ワンオクの名曲をアコギで弾く極意

欲望に満ちた青年団コード完全解説!ワンオクの名曲をアコギで弾く極意

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ONE OK ROCKの初期衝動が凝縮された『欲望に満ちた青年団』をアコギで美しく響かせるための最大の鍵は、キーの選択とカポタストの配置にあります。原曲のキーはF#m(嬰ヘ短調)ですが、カポなしのレギュラーチューニングで弾こうとすると、F#m、Bm、C#7といったセーハ(人差し指で複数弦を同時に押さえるバレーコード)が連続し、握力に頼りがちな初級者は数分で左手が限界を迎えてしまいます。

そこで業界標準のコード譜プラットフォームである歌ネットやU-フレットでも推奨されているのが、カポタストを2フレットに装着する「Capo 2」の設定です。これにより、楽曲全体をEm(ホ短調)を主軸としたオープンコード中心の進行へと移調できます。使用する基本コードは、Em、C、D、G、Am、B7のわずか6種類へと劇的にシンプル化されます。

ただし、ここで多くのプレイヤーが罠に陥ります。いくらCapo 2で簡単になったとはいえ、AメロからBメロへの繋ぎやサビの直前で登場する「B7」や「Cadd9」のコードチェンジで指がもたつき、演奏の流れが寸断されてしまうケースです。これを解決するのが以下の2つの実践的アプローチです。

第一に、B7の押さえ方を「中指・薬指・小指」の基本型から省略フォームへとシフトすることです。人差し指をあえて完全に寝かせず、1弦の開放弦をミュートして4弦2フレット(中指)、3弦2フレット(薬指)、2弦開放または2弦1フレット(人差し指)という3音の響きに絞り込むことで、Emからの移行スピードを格段に引き上げられます。第二に、Cコードを押さえる際は、人差し指を固定したまま薬指と中指を平行移動させるピボット運指を意識することで、無駄な手のバタつきを物理的に排除できます。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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