大型のネズミを家族として迎える際、最も気になるのがその寿命と性格だろう。愛好家たちが口をそろえて語るのは、彼らの驚くべき感情の豊かさだ。
ファンシーラットの寿命は平均して2年から3年程度と決して長くはない。しかし、その短い生涯のなかで見せる知性は非常に高い。自分の名前を覚え、飼い主の顔や声を識別し、手からおやつを食べたり肩に乗って移動したりと、まるで小さな犬のように深い絆を築くことができる。喜ぶと目を目まぐるしく動かしたり、歯を鳴らして甘えたりする仕草は、飼い主にとって何物にも代えがたい「癒やし」となる。
一方、カピバラの寿命は飼育下で10年から12年ほどと長く、じっくりと付き合うことができる。性格は非常におっとりしており、マイペース。ただし、繊細な面もあるため、慣れるまでは無理に距離を縮めず、根気強く信頼関係を築く時間が必要となる。