彼女のワードローブを語る上で欠かせないのが、古着・ヴィンテージファッションへの深い造詣だ。十代の頃から通い詰めた東京のヴィンテージショップで培われた審美眼は、今も私服選びの確固たる軸となっている。
70年代のサイケデリックな柄シャツ、80年代の力強いショルダーラインを持つレザージャケット、あるいはヨーロッパで見出された年代不明のニット。誰かの手を経て風合いを増した一点物を、現代的なシルエットと迷いなくミックスする。年代やジャンルに縛られず、「自分が今、心惹かれる風合い」を直感で選び取る姿勢が、唯一無二のオーラを醸し出す。