連載が進むにつれ、この頂上戦争におけるシャンクスの介入には、単なる「四皇の武力」以上の裏付けがあったことが判明してきました。
特に読者に大きな衝撃を与えたのが、世界会議(レヴェリー)編(原作90巻・第907話)において、シャンクスが聖地マリージョアの権力最高峰である五老星と極秘面会を果たした事実です。海賊でありながら「君だから時間を取った」「立場上 政治に関わるべきではない」と五老星に特別扱いされる姿は、世界政府首脳陣との間に尋常ならざるパイプがあることを証明しました。
さらに劇場版『ONE PIECE FILM RED』や原作最終章(エルバフ編・エッグヘッド編周辺)で示唆された「フィガーランド家」の血筋、天竜人の最高戦力である「神の騎士団」最高司令官フィガーランド・ガーリング聖との血縁関係の示唆により、センゴクが口にした「お前ならいい…責任は私が取る」という言葉の重みが再定義されています。
センゴクはシャンクスの「海賊としての仁義」だけでなく、彼が世界貴族の血を引く特別な存在であり、世界の均衡(バランス)を第一に考えるバランサーであることを海軍元帥の立場として把握していたからこそ、全責任を背負って講和に応じたと考えられます。