弁護士の年収は二極化が顕著であり、イソ弁の平均年収相場も「どの規模の事務所に所属するか」によって数百万円以上の開きが生じます。
一般的な中小規模の法律事務所や地域密着型事務所に勤務するイソ弁の場合、初年度の年収は450万〜600万円前後が相場です。実務経験を重ねて個人事件をこなせるようになる3〜5年目には、700万〜1,000万円程度に到達するケースが多く見られます。
対照的なのが、国内の四大法律事務所(西村あさひ、長島・大野・常松、森・濱田松本、アンダーソン・毛利・友常)をはじめとする大手渉外事務所に所属するアソシエイトです。
四大法律事務所のアソシエイトは、1年目から年収1,200万〜1,500万円超という高水準の報酬が提示されます。年次が上がるにつれて賞与やベースアップが加算され、5年目前後で2,000万円を超えることも珍しくありません。
ただし、弁護士会に毎月支払う「弁護士会費(月額数万円〜十数万円)」を事務所が負担してくれるか、個人事業主契約で自己負担となるかによって、実際の手取り額は大きく変動します。額面の年収だけでなく、経費負担の契約条件を確認することが極めて重要です。