水挿しで発根を確認したら、いよいよ土への移植ステップに移る。ここで失敗しないための肝となるのが「用土の排水性」だ。ローズマリーは過湿を極端に嫌うため、通常の市販培養土単体ではなく、赤玉土と鹿沼土、パーライトをバランス良く配合した水はけの良い土を用意する。
挿し木を成功させるには、枝の選び方と剪定の位置も決定的な要素だ。今年伸びたばかりの柔らかすぎる若枝は腐りやすく、木質化しすぎた古い枝は発根力が鈍い。先端から7〜10センチ程度の程よく締まった枝を選び、節の直下を斜め45度に刃物で一気にかみ切るのが、株を枯らさない秘訣である。