世界最高峰の眼鏡展示会「シルモ」においてシルモ・ドールにノミネートされた事実は、アトリエサンクが単なるドメスティックブランドではなく、グローバルスタンダードの最前線に立っていることを証明した。現在では欧米の主要都市にある老舗セレクトショップや高感度なアイウェアブティックにおいて、名立たるメガメゾンと肩を並べてディスプレイされている。
ロゴの派手さで価値を誇示する時代は終わった。本質的な素材の良さ、ディテールに宿る哲学、そして着用した者の佇まいを品良く格上げする力。外山氏が作り出すフレームは、違いのわかる大人の審美眼を捉えて離さない。ラグジュアリーの定義が「記号」から「本質」へとシフトする現代において、その立ち位置はより一層強固なものとなっている。