テレビ界における愛川の偉大な業績として外せないのが、長年にわたりお茶の間を魅了したバラエティ番組での名司会ぶりだ。テレビ東京の看板番組『出没!アド街ック天国』では、実に20年以上にわたって「宣伝本部長」を務めた。街の魅力を温かい目線で紹介し続けたあの番組の佇まいは、まさに彼の温厚な人柄そのものであった。
また、フジテレビ系で放送された『なるほど!ザ・ワールド』では、楠田枝里子との名コンビで一世を風靡した。テンポの良い進行と視聴者目線のリアクションで、クイズ番組の新たな黄金期を築き上げた功績は大きい。出しゃばりすぎず、しかし番組の核として堂々と君臨する彼の司会スタイルは、現代のテレビ界においても理想像として語り継がれている。