マダニ刺され画像の真相!赤い腫れの見分け方と危険な自己処置の罠

マダニ刺され画像の真相!赤い腫れの見分け方と危険な自己処置の罠

マダニ刺され画像の真相!赤い腫れの見分け方と危険な自己処置の罠にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

臨床の現場や患者の手記を取材すると、マダニ刺されの怖さは「刺された自覚の薄さ」と「初期症状の曖昧さ」にあることがよく分かります。

家庭菜園が趣味の60代男性は、当時の体験について次のように手記に残しています。
「夕方に庭の手入れをして風呂に入った際、左太ももの裏に黒いイボのようなものができているのに気づきました。痛みも痒みもなく、加齢によるイボだと思い込んで放置していたのです。ところが5日後、突然39度を超える悪寒と激しい吐き気に襲われ、立ち上がれなくなりました。救急搬送された時には血小板数が通常の3分の1にまで激減しており、SFTSによる多臓器不全の一歩手前でした。医師から『太ももについていたのは吸血中のマダニだった』と告げられた時の戦慄は今も忘れられません」

この証言にあるように、マダニ感染症の初期症状は一般的な風邪や急性胃腸炎と酷似しています。発熱(38度以上)、全身の強い倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢といった消化器症状が前面に出てくるため、本人も家族もマダニが原因であると結びつけられません。

また、日本紅斑熱初期症状の場合は、2〜8日の潜伏期間を経て突然の高熱と頭痛で発症し、ほぼ同時に手のひらや足の裏、体幹部に米粒大の鮮紅色の斑状丘疹が多発します。この皮疹とともに、体のどこかに「刺し口(黒褐色のかさぶた)」があるかどうかが診断の鍵となりますが、頭皮や陰部、脇の下など目に見えにくい部位に刺されていると発見が遅れ、救命のタイムリミットを削ることになります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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