標準カメラ派のユーザーが唯一つまずきやすいのが、「スマートフォンの画面内に表示されているQRコードをどうやって読み取るか」という問題です。ウェブサイトの閲覧中や、SNSのタイムライン、メッセージアプリで送られてきた画像の中にQRコードが含まれている場合、当然ながら自分の端末の背面カメラを自分の画面に向けることはできません。
この状況に直面した際、「やはり専用の読み取りアプリが必要なのではないか」と誤解してしまう人が少なくありません。しかし、ここでも外部アプリを新規導入する必要はありません。
まずiOSの場合、iOS 15以降であれば、対象の画面をスクリーンショットして「写真」アプリで開き、右下に表示される「テキスト認識表示」アイコンをタップするだけで、写真や保存画像からのQRコード読み取りが標準で完了します。コード部分を長押しするだけでも、Safariで開くメニューが直接ポップアップします。
Androidでも同様に、Googleフォトやクイック設定のGoogleレンズを起動し、ライブラリ内の該当スクリーンショットを選択すれば、瞬時にコード内のURLが抽出されます。
また、日本国内でほぼすべてのスマートフォンに導入されているコミュニケーションアプリを活用する裏技もあります。LINEQRコードリーダー起動方法として最も実用的なのは、ホーム画面のLINEアイコンを長押し(ロングタップ)して表示されるショートカットメニューから「QRコードリーダー」を選択する方法です。スキャン画面が開いたら、右下または右上に表示される画像サムネイルをタップして保存した写真を選ぶだけで、一切の追加課金なく画面内のコードを高速解析できます。