「安くて早い」と聞くと、誰もが不安を覚えるのが安全性と快適性です。特に地震が多い日本において、コンクリートを積み上げただけの構造で耐えられるのかという懸念は根強く存在します。
結論から言えば、日本国内で本格展開されている3Dプリンター住宅は、国内の建築基準法に適合した構造計算に基づいて設計されています。壁内部に鉄筋や特殊な補強リブを組み込む二重構造や、球体・曲面を活かして外力を分散させる幾何学デザインを採用することで、震度7クラスの大規模地震を想定した耐震試験をクリアしています。
耐用年数についても、RC(鉄筋コンクリート)造に準ずる高強度モルタルを使用しているため、法定耐用年数である47年を大きく超える耐久性が期待されています。断熱性能に関しても、積層壁の空洞部分に高性能な断熱材を充填することで、省エネ基準を満たす高断熱・高気密な室内環境を確保。結露やカビのリスクを抑え、四季を通じて快適に暮らせる住宅性能が実証されています。