福岡県福岡市早良区田村。閑静な住宅街と自然が調和する広大なキャンパスに、学校法人福岡学園の中枢が構えられている。短期大学部や看護大学を同一法人内に擁する同拠点は、単なる歯科教育の枠を超えた「医科歯科連携」の実験場とも言える。
学園のリーダーシップを牽引してきた水田祥代名誉教授をはじめとする指導陣は、長年にわたり小児外科や全身管理医療の重要性を説いてきた。口腔は全身の健康を映す鏡であり、超高齢社会において誤嚥性肺炎の予防や周術期口腔ケアの需要は爆発的に増大している。福岡学園はこの潮流をいち早く捉え、看護・歯科衛生・歯科医療が一体となったチーム医療教育を学部教育の初期から叩き込む方針を貫いている。