失敗の形態は一つではありません。代表的なのが「デザインの破綻」です。骨格や表情筋の動きを無視して左右差が際立ってしまったり、海苔を貼り付けたような不自然なベタ塗り感が生じたりするケースが目立ちます。特に毛並みを1本ずつ描くマイクロブレーディング技術は、高度な筆圧コントロールが求められるため、経験の浅い施術者による線の滲みやブレが目立ちやすい傾向にあります。
また「色の経年変化」も深刻です。注入したブラウン系インクに含まれる成分バランスが崩れ、数か月後に赤みや青みが強く浮き出てしまう現象が頻発しています。さらに皮膚の深すぎる真皮層まで針を突き刺した結果、ケロイド状の傷跡として残る事例も報告されています。