「腰が曲がってきた」放置は危険!原因・病気の見分け方と改善法

「腰が曲がってきた」放置は危険!原因・病気の見分け方と改善法

「腰が曲がってきた」放置は危険!原因・病気の見分け方と改善法の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

背骨(脊柱)は本来、緩やかなS字カーブを描くことで頭の重さを分散し、歩行時の衝撃を和らげています。しかし、腰が曲がっている原因を探ると、この生理的湾曲が崩れて腰椎から胸椎にかけて前傾する「後弯(こうわん)」が起きている状態がほとんどです。

特に高齢者で腰が曲がる理由として圧倒的に多いのが、骨の強度が落ちる「骨粗鬆症」に伴う背骨の変形です。骨が脆くなると、重い荷物を持ち上げたり、軽く尻もちをついたりしただけでも椎体(背骨を構成するブロック状の骨)がつぶれてしまう圧迫骨折を引き起こします。

骨粗鬆症による背中の曲がりで注意すべきは、激痛を伴わない「いつの間にか骨折」の存在です。自覚症状がないまま複数の椎体が前つぶれに変形し、気づいたときには腰や背中が大きく丸まってしまっているケースが後を絶ちません。骨折の連鎖を防ぐためにも、急激な身長の縮みや姿勢の変化を見逃さない観察が欠かせません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。