劇団☆新感線を頂点へ導いた細川展裕の経歴と現在!演劇界の革命児

劇団☆新感線を頂点へ導いた細川展裕の経歴と現在!演劇界の革命児

劇団☆新感線を頂点へ導いた細川展裕の経歴と現在!演劇界の革命児にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

細川展裕氏の功績として語り継がれる最大のイノベーションが、2004年にスタートした「ゲキ×シネ(GEKI×CINE)」のプロジェクトです。当時は「舞台は生で観るものであり、映像化すると劇場の動員が減る」と強く懸念されていた時代でした。しかし細川氏は、映画館の大スクリーンと最高峰の音響設備を駆使し、マルチカメラで役者の汗や息遣いまで捉えた映像作品として再構築。地方在住者や劇場に足を運べない層を取り込み、新たな演劇ファンを開拓するメガヒットコンテンツへと育て上げました。

さらに演劇史に残る快挙となったのが、2017年から2018年にかけて「IHIステージアラウンド東京」で敢行された『髑髏城の七人』“花・鳥・風・月(上弦/下弦)・極”の連続上演です。360度客席が回転する巨大専用劇場で、キャストと演出をシーズンごとに一新し、約1年3カ月にわたってロングラン公演を完走。累計動員数は約55万人という前人未到の金字塔を打ち立てました。

巨額の製作費と興行リスクを背負いながらも、圧倒的な勝算と緻密な事業計画をもって実現させたこの挑戦は、日本演劇界のスケール感を一変させた象徴的事例として高く評価されています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。