5Gと4Gの決定的な違いとは?繋がらない噂の真相と2026年最新基準

5Gと4Gの決定的な違いとは?繋がらない噂の真相と2026年最新基準

5Gと4Gの決定的な違いとは?繋がらない噂の真相と2026年最新基準の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

5Gの技術仕様を読み解くうえで不可欠なのが、国際標準化プロジェクト「3GPP」で定められた3大要件――「高速大容量」「超低遅延」「多数同時接続」です。理論上の最大受信速度において、4Gは約1Gbpsにとどまるのに対し、5Gは最大20Gbpsと約20倍のポテンシャルを誇ります。また、通信のタイムラグを示す遅延速度も10ミリ秒(ms)から1msへと短縮され、1平方キロメートルあたりの同時接続台数は10万台から100万台へと10倍に拡大しました。

ただし、ユーザーが日常で体感する実効速度は、理論値とは大きく乖離しています。総務省の実効速度調査や民間調査機関の計測データを集約すると、2026年時点の都市部における平均実効速度は、4Gが下り40Mbps〜90Mbpsであるのに対し、5Gは150Mbps〜450Mbps程度で推移しています。日常的なブラウジングや4K動画のストリーミング再生には30Mbpsあれば十分であるため、一般的な用途において劇的な差を体感しにくいのが現実です。

項目5G(第5世代)4G LTE(第4世代)編集部の見解・評価理論最大通信速度下り最大 20Gbps / 上り 10Gbps下り最大 1Gbps / 上り 100Mbps仕様上の差は20倍。大容量ファイル転送で顕著。平均実効速度(実測値)下り 150Mbps〜450Mbps下り 40Mbps〜90MbpsWeb閲覧では体感差小。高画質配信やDLで明確な差。通信遅延(レイテンシ)約1ms〜10ms(SA時)約30ms〜50msオンラインゲームや遠隔制御において極めて有利。同時接続数(1km²あたり)最大約100万台最大約10万台イベント会場や満員電車での通信混雑に強い。使用周波数帯Sub6(3.7GHz/4.5GHz)、ミリ波(28GHz等)、転用波700MHz〜3.5GHz(プラチナバンド中心)5G専用波は直進性が高く、建物内や遮蔽物に弱い。
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。