パンの種類完全ガイド!製法とカロリーの違い&プロの選び方

パンの種類完全ガイド!製法とカロリーの違い&プロの選び方

今注目を集めている パンの種類完全ガイド!製法とカロリーの違い&プロの選び方について、多角的な視点を整理して公開しています。

明治期以降、西洋から製パン技術を輸入した日本は、独自の嗜好と米食文化を融合させた世界屈指の創作パン文化を開花させました。木村屋の創業者・木村安兵衛が酒種発酵の生地に小豆餡を包んだ「あんパン」を1874年に考案したことを皮切りに、ジャムパン、クリームパン、メロンパンといった菓子パン人気ランキングの常連メニューが次々と誕生しました。

日本人の味覚に寄り添う出汁や醤油、油分の旨味を組み合わせた惣菜パン定番一覧もまた、海外のベーカリー関係者を驚かせる独自のカテゴリーです。洋食の揚げ物文化と融合した「カレーパン」、炭水化物同士を組み合わせた「焼きそばパン」、そしてジューシーな「ソーセージロール」や「明太子フランス」など、手軽な食事としての完成度を極限まで高めた進化を遂げています。

なお、洋風リッチパンの領域で混同されがちなデニッシュとクロワッサンの違いは、主に生地の配合と用途にあります。クロワッサンはフランス発祥で、小麦粉生地にバターを折り込み層を作りますが、パン生地自体への砂糖や卵の配合は控えめで、食事パンとしての性格を持ちます。対してデニッシュ(デンマーク風の意)は、生地自体に砂糖や卵を多く配合し、よりリッチで甘いペストリーとして果物やカスタードを乗せて焼き上げる菓子パン寄りの製法をとります。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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