2000年代初頭のオープン以来、およそ20年にわたって東播磨エリアの娯楽を支えてきたラウンドワン加古川店。同店が2021年4月11日をもって閉店した際、SNS上では「突然すぎる」「学生時代の思い出が消えてしまう」と驚きと惜別の声が溢れました。
地域で噂されたラウンドワン加古川店の閉店理由について検証すると、単一の要因ではなく複数の背景が重なり合っていたことが浮かび上がります。
最大の直接要因とみられるのが、土地・建物の賃貸借契約満了と設備の老朽化です。オープンから20年前後が経過し、大規模な改修投資が必要となるタイミングを迎えていました。折しも当時は生活様式の変化に伴い、大人数が屋内に集まるレジャー施設が全国的に厳しい運営を強いられていた時期です。
運営元である株式会社ラウンドワンは当時、全国規模で不採算店や老朽化店舗の整理を進め、より収益性の高い大型旗艦店や複合スタジアム店舗への経営資源集中を図っていました。加古川店もそうしたポートフォリオ見直しの一環として、契約満了のタイミングで営業継続を見送る経営判断が下された形です。