SNSやコミュニティサイトでは、日夜「きのこたけのこ戦争」を巡るユーモアあふれる舌戦が繰り広げられています。熱心なユーザーの声を丁寧に検証すると、双方が主張する魅力の本質が浮かび上がってきます。
たけのこ派を公言する30代会社員は次のように語ります。「口に入れた瞬間のクッキーとチョコの混ざり合いが完璧。仕事で疲れた頭に、あのサクサク感と甘さがダイレクトに効く」。一方できのこ派の20代男性は、「軸の部分を持って食べればPCのキーボードやスマホ画面が油で汚れない。何より傘の部分のチョコが2層になっていて、カカオの風味が本格的」と、実用性とチョコレートの質を称賛します。
さらに視野を世界に広げると、きのこの山たけのこの里海外の反応には日本国内とは異なる興味深いねじれが見られます。北米市場などでは「Chocorooms(きのこの山)」として販売されるケースが多く、そのユニークな形状と「柄を持って食べる清潔さ」が現地で高く評価されています。海外のチョコレート菓子は非常に甘みが強いものが主流であるため、きのこの山が持つカカオのビター感とクラッカーの塩気によるバランスが、大人のスナックとして受け入れられている側面があります。
一方、アジア圏ではクッキー菓子の人気が高く、たけのこの里の上品な口どけが支持を集めるなど、国や地域ごとの嗜好性によって勝敗が鮮やかに塗り替えられているのが現場の実態です。