2015年末から2016年にかけて展開されたうたメダルムーブメントは、当時の小学生層だけでなく、効率的な周回を求める大人世代のゲーマーをも巻き込みました。DX妖怪ウォッチU プロトタイプにメダルをセットすると、各妖怪ユニットが本格的なボーカルソングを歌い出すギミックは、玩具業界でも画期的な試みとして評価されました。
当時のSNSやファンコミュニティでは、以下のようなリアルな反応が飛び交っていました。
「ピントコーンの歌が頭から離れない。でも妖気ゲージの溜まり方が尋常じゃなくて極ブシ王周回に手放せない」(当時の掲示板投稿)
「タロニャントリオのメダルを手に入れるために玩具売り場をハシゴした。BGMを変えるだけでチーム全体の生存率が体感で跳ね上がる」(Twitter上の攻略コミュニティ報告)
メダル自体のクオリティの高さに加え、ゲーム内の実利(バフ)が直結していたため、特定の人気うたメダルはホビーショップでプレミア価格が付く現象も起きました。聴覚的な演出とゲーム攻略の報酬がこれほど高次元で融合した事例は、近年の家庭用ゲーム史においても極めて稀有な成功体験といえます。