Q1:仕事中や電車の中で急に涙が止まらなくなったら、その場でどう対処すべき?
A1:無理に涙を止めようと我慢すると、自律神経の緊張がさらに高まり悪化します。まずはハンカチやティッシュを目元に軽く当て、深呼吸(4秒吸って8秒かけて吐く腹式呼吸)を繰り返して副交感神経を落ち着かせてください。可能であれば一度席を立ち、冷たい水で顔や手を洗うか、トイレの個室など一人になれる静かな空間で5分間目を閉じて刺激を遮断するのが有効です。
Q2:心療内科を受診したいのですが、会社や家族に知られずに通院できますか?
A2:受診した事実が自動的に会社や周囲に通知されることはありません。健康保険証を使用しても、医療機関名が記載された医療費通知(健康保険組合からの案内)が世帯主宛てに送られる程度であり、病名や治療内容までは記載されません。どうしても完全に秘匿したい場合は、自由診療(全額自己負担)を選択することも可能ですが、症状が悪化して休職を要する事態になる前に、早期に保険診療で受診することをおすすめします。
Q3:市販の目薬で「涙が勝手に出る」症状を治すことはできますか?
A3:軽度のドライアイによる反射性流涙であれば、防腐剤フリーの人工涙液やヒアルロン酸配合の市販点眼薬で一時的に緩和することがあります。しかし、鼻涙管閉塞症やマイボーム腺機能不全、重度の角膜障害、自律神経の乱れが原因の場合、市販薬で根治することはできません。数日間点眼しても改善が見られない場合は、直ちに使用を中止して眼科医の診断を受けてください。