足の親指のしびれを放置するな!重大疾患のサインと受診科を徹底解剖

足の親指のしびれを放置するな!重大疾患のサインと受診科を徹底解剖

足の親指のしびれを放置するな!重大疾患のサインと受診科を徹底解剖にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

インターネットのQ&AサイトやSNSで散見される危険な言説に、「足先がしびれるのは単なる冷え性やデスクワークの血行不良だから、温めてマッサージすれば治る」という思い込みがあります。しかし、これは極めて危険な盲点です。

しびれの背景に動脈硬化を基盤とする末梢動脈疾患(PAD)による血行障害が隠れている場合、自己流のマッサージや強い加圧は血管をさらに損傷させかねません。足の太い血管がプラーク等で狭窄すると、末梢組織へ酸素と栄養が届かなくなり、神経虚血によって強いしびれと痛みが引き起こされます。

「冷え性」と「末梢動脈疾患」を見分ける決定的なサインは、左右の皮膚温の差と脈拍の有無です。足の甲にある動脈(足背動脈)に指を当てて脈を感じない場合や、一定の距離を歩くとふくらはぎや足先が痛んで歩けなくなり、数分休むと再び歩ける「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が現れている場合、ただの冷え性ではありません。循環器内科でのABI(足関節上腕血圧比)検査を受けるべき段階に入っています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。