近年の気候傾向として定着した8月・9月の記録的な残暑は、ブロッコリーの育苗期や定植直後の活着に大きな負荷を与えます。2026年の現場では、猛暑リスクを回避する管理技術の導入が必須となっています。
育苗ハウス内では遮光率30〜40%程度の遮光ネットを活用し、直射日光による地温の急上昇と苗焼けを防ぎます。風通しを確保して徒長を抑え、茎の太いガッチリとした苗に仕上げることが肝心です。
定植は夕方の涼しい時間帯に行い、植え付け直後の十分な灌水で根張りをアシストします。また、高温乾燥期にはハスモンヨトウやコナガなどの害虫被害が多発しやすいため、定植時の粒剤処理や防虫ネットの併用によって初期防除を徹底することが、その後の生育ロスをゼロに抑える決定打となります。