視聴者の間で長年議論の的となっているのが、マラソンサポートスタッフ給料とサポートスタッフボランティアの境界線です。「無償の善意で走らされているのか」「24時間で数十万円の特別手当が出るのか」という両極端な噂が飛び交いますが、実態はそのどちらでもありません。
関係各所への取材および制作プロダクションの業務慣行を総合すると、並走スタッフやコアスタッフはボランティアではなく、警備・運行管理・トレーナー業務としての「業務委託」として参加しています。支払われる金額は、一般的なスポーツイベントの運営スタッフ日当や専門トレーナー報酬の相場に準じており、拘束時間や事前準備を含めた実働に対する適正な対価(1日あたり数万円水準の手当+交通費・宿泊現物支給)が支払われています。「チャリティーだから全員無償」という美談でもなければ、「テレビマネーによる高額ギャラバイト」という俗説も事実とは異なります。
また、サポートスタッフ募集条件として一般公募が行われているのかという点については、一般向けの公募は一切行われていません。ランナーの安全確保、コース情報の漏洩防止(沿道の混乱・パニック回避)、そして何より走破能力と緊急時対応のスキルが問われるため、信頼のおけるスポーツマネジメント会社を通じた完全推薦・指名制で構成されています。