部材が揃ったら、安全確実な加工と取り付けを行います。金属への穴あけ加工(ネジ止め用の下穴加工)では、ポンチで正確に位置決めをした後、切削油を塗布しながら低速回転のドリルドライバーで穴を貫通させるのがバリを出さないコツです。
木材や壁面へ固定する際は、適切なジョイント金具(L形連結プレートやガセットプレート)を併用することで、直角精度を保ちながらねじれ剛性を劇的に強化できます。壁面への棚受け固定では、下地チェッカーを用いて必ず木下地の芯を捉え、コーススレッドや専用コーチスクリューで締め込みます。石膏ボードのみの箇所には重量用ボードアンカーを併用するか、下地補強板を渡す工法をとるのが鉄則です。
また、L字アングルは構造材としてだけでなく、室内の腰壁や柱の角を保護するコーナーガードとしても非常に重宝されます。特にアルミ製やソフト塩ビ被覆のアングルをコーナー部へ両面テープや極細ビスで施工すれば、台車や家具の衝突による壁紙の破れ・石膏の欠けをスマートに防止する美しい仕上がりが手に入ります。