チキンラーメンのひよこが闇落ちした理由とは?歴代変遷と裏設定の真相

チキンラーメンのひよこが闇落ちした理由とは?歴代変遷と裏設定の真相

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チキンラーメンのマスコットといえばひよこちゃんのイメージが強固ですが、その歴史を紐解くと、最初からひよこが存在していたわけではありません。ブランドの歩みとともにキャラクターも時代に即した進化を遂げてきました。

世界初のインスタントラーメンとして1958年に発売された当初は、キャラクターが存在しませんでした。パッケージに初めて登場した本格的なマスコットは、1967年に誕生した「ちびっこ」という元気な男の子のキャラクターです。その後、1989年のパッケージリニューアルを経て、1990年に満を持して「初代ひよこちゃん」がデビューしました。

2010年には、キャラクターデザインスタジオ「play set products(プレイセットプロダクツ)」の中野シロウ氏の手により、デザインのフルリニューアルが敢行されます。初代の素朴で手描き感のあるタッチから、より現代的で丸みを帯びたキャッチーな造形へとアップデートされ、現在の2代目ひよこちゃんが確立されました。

時代・世代区分キャラクター特徴・デザイン当時の主な役割・訴求ポイント編集部の見解・評価1967年〜1980年代
(ちびっこ時代)大きな水玉模様の服を着た元気な男の子「ちびっこ」。高度経済成長期の家庭に向けた「手軽で美味しい主食」の親しみやすさアピール。昭和の家庭文化を象徴するレトロクラシックな基礎を確立。1990年〜2010年
(初代ひよこちゃん)素朴な線画タッチ。楕円形の瞳とやや落ち着いた表情が特徴。チキンエキスの素材感と安心感、ファミリー層への温かみのあるブランディング。「チキンラーメン=ひよこ」のパブリックイメージを不動のものにした。2010年〜現在
(2代目ひよこちゃん)くりっとした真ん丸の大きな瞳、2頭身のコロコロとした愛らしい造形。デジタルメディア・グッズ展開への最適化と幅広い世代への愛着醸成。グッズ展開力が高く、後の「闇落ち」ギャップを生む完璧な素地となった。
林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。