国際NGOや民間支援団体を通じてランドセルを寄付しようとすると、多くの窓口でランドセル寄付の送料自己負担が求められます。善意の寄付であるにもかかわらず費用が発生することに疑問を抱く方も少なくありませんが、そこには明確な物流上の理由が存在します。
例えば、アジアやアフリカの教育支援を行う「ジョイセフ(JOICFP)」では、ランドセル寄付のアフガニスタン海外支援プロジェクトを展開しています。寄付者は国内の集積倉庫までの発送料に加え、海外への海上輸送費・現地配送料として約2,500円〜2,700円程度の海外輸送協力金を負担します。
集められたランドセルは、単に段ボールに詰めて送るだけでは現地に届きません。日本国内での検品・仕分け・消毒作業、コンテナ船による海上輸送、現地の通関手続き、舗装されていない内陸部へのトラック配送など、莫大な実費が発生します。支援団体が倒産せず透明性の高い活動を継続するために、輸送実費のドナー負担は不可欠な運用ルールとなっています。
また、ワールドギフトのランドセル寄付もSNS等で広く知られていますが、こちらも荷物のサイズに応じた集荷・海外輸送実費の負担が必要です。その代わり、ランドセルだけでなく文房具やぬいぐるみ、日用品を同梱できる利便性と高い支援実績から、利用者からの評判は定着しています。