庭の畑スペースがない方でも、ベランダのプランター栽培で驚くほど立派に育てられるのが秋の葉物野菜の醍醐味です。特に10月の種まきで初心者におすすめしたい筆頭がホウレンソウです。
ホウレンソウは酸性土壌を嫌う性質があるため、市販の野菜用培養土を用意するか、苦土石灰を適切に混ぜ込んだ土壌を用意するのが基本です。プランターに深さ1cmほどのすじ状の溝を作り、1〜2cm間隔で種をまいて軽く土をかぶせます。発芽までは土の表面を乾かさないよう管理し、本葉が2〜3枚出たタイミングで株間を3〜5cm程度に間引くことで、風通しが良くなり肉厚な株へと育ちます。
秋のプランター栽培では、夏場のように毎日激しく水やりをする必要はありません。土の表面が白く乾いたタイミングで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与える「メリハリのある水やり」を心がけることで、根腐れを防ぎ丈夫な根群を育て上げることができます。