耳で聞くと滑らかに聴こえる韓国語좋아発音ですが、文字通りのハングル表記(좋아)に引っ張られて「チョッ・ハ」のように発音してしまう初心者が少なくありません。ここには韓国語特有の音声変化である「ㅎ(ヒウッ)の脱落(무음화)」が関係しています。
大韓民国国立国語院が定める『標準発音法』第12項の規定によると、パッチム「ㅎ」の直後に母音で始まる形式形態素(助詞や語尾)が続く場合、パッチム「ㅎ」は発音せず脱落させることが義務付けられています。したがって、原形の語幹末にある「좋(チョッ)」のパッチム「ㅎ」は、母音「아」と合体する際に完全に消滅します。
カタカナで表記すると「チョア」となりますが、口の形を意識する際は「チョ」から半母音的な「ワ」の音に近寄るようにして、「チョワ([좋아])」と滑らかに息を流すのがネイティブ発音に近づくポイントです。強く破裂させたり喉を締めたりせず、息を自然に抜く感覚を掴むことで、劇的に発音の不自然さが解消されます。