アニメ業界やホビー業界において、「レム」という存在はもはや一種の経済現象だ。2016年のアニメ第1期18話「ゼロから」放映以降に爆発した人気は、10年近くが経過した今なお衰える気配を見せない。
高級等身大フィギュアから、緻密な和服・ドレス姿の1/7スケール、さらにはプライズ景品に至るまで、市場に投入されるレムの立体化商品は累計で数百種類に上る。驚くべきは、そのどれもが異例の消化率を誇ることだ。ホビーショップの担当者はこう証言する。「新作フィギュアの発表があるたび、予約枠が数時間で埋まる。キャラクターのトレンドが目まぐるしく変わる令和の時代において、これほど長期にわたり一線で売れ続けるキャラは極めて稀です」。
2026年の最新フィギュアラインナップでも、単なる可愛らしさだけでなく、作中の劇的なシーンを再現したダイナミックな造形が主流となっており、ファンのコレクター魂を揺さぶり続けている。